The Japanese Association For Clinical Avianmedicine

会報要約 バックナンバー:第21号

会報要約 バックナンバー:第21号

1
区 分 【短報】
著 者 山﨑 裕之
所 属 やまさきペットクリニック
タイトル オカメインコ(Nymphicus hollandicus)の翼角腫瘤に超音波凝固切開装置を用いて断翼した1例
キーワード オカメインコ(Nymphicus hollandicus)、翼角腫瘤、骨髄脂肪腫、超音波凝固切開装置、フック型ブレード
要 約 オカメインコ(Nymphicus hollandicus)、6歳、雌が右翼角腫瘤を主訴に来院した。右翼摘出のため超音波凝固切開装置を用い断翼術を行った。術中の止血コントロールと断翼はスムーズであった。術後、自咬により一部、縫合部の離開を認めたが無処置にて自然治癒した。断翼術を行う場合、超音波凝固切開装置の使用は選択肢の一つとして提案できると考える。
2
区 分 【情報】
著 者 工藤 慈
所 属 仙台小鳥のクリニック
タイトル 連続発生が疑われた静岡県産ホオミドリウロコインコ(Pyrrhura molihae)雛の鳥ポリオーマウイルス感染症
3
区 分 【情報】
著 者 松田 祐二
所 属 みやぎ小鳥のクリニック
タイトル サルモネラ感染に起因する大型の胸部体膣内腫瘤を認めたキガシラアオハシインコ(Cyanora)の1例
要 約 脱羽を主症状とし、血液検査により軽度の白血球増多、X線検査により大型の体膣内腫瘤が認められたキガシラアオハシインコ(Cyanoramphus auriceps)において、死後剖検、細菌培養検査、病理組織検査によってサルモネラ感染による化膿性肉芽腫性気嚢炎と診断された。
サルモネラ属はグラム陰性通性嫌気性桿菌で、これまでも複数の鳥種で感染の報告がある。サルモネラは好条件下では環境中で生存、増殖が可能で、多くの動物が無症候キャリアとなり、一定の条件下で発症が見られる。サルモネラ菌は一般的に食中毒の原因菌として広く認識されているが、時にさまざまな臓器に限局性の病巣感染を起こし、多彩な症状を呈する。
鳥類においては、サルモネラ症は、食用鳥や一部野生のフィンチ類では一般的な死亡原因であり、その他、ガン・カモ類、ローリー、ヨウムPsittacus erithacus等での発生が報告されている。
サルモネラの限局性病巣感染は哺乳類や鳥類、爬虫類など様々な動物種で報告されているが、鳥類における詳細な個別の症例報告は少ない。
4
区 分 【情報】
著 者 浅川 満彦
所 属 酪農学園大学獣医学群
タイトル 飼育個体への鳥インフルエンザウイルス感染リスク回避に関しての示唆―最新疫学論文の紹介(1)
5
区 分 【インフォメーション】
著 者 眞田 靖幸
タイトル 「鳥種別リーフレット」発行・販売のお知らせ
6
区 分 【インフォメーション】
タイトル 問題解決型プロジェクト支援事業への応募要領
7
区 分 【インフォメーション】
タイトル 鳥類臨床研究会 会報投稿規定
8
区 分 【インフォメーション】
タイトル 鳥類臨床研究会会報 原稿執筆要領
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